保護者様のご意見から
保護者様とお話をさせていただいていて、「難しいなぁ...」と、感じられているのが
「子どもさんがしてしまう行動をやめて欲しい時に、大人はどのような対応をしたらよいのか...」
本当にそうですよね🤔。
私も、日々そのような事に出会い、いつも「う~ん、なんと言おうか🤔。」と、思いを巡らせます...。
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子どもさんたちと関わったある日の出来事
かも🦆が、木の根本の草むらに、卵を産んでずっと温めています。
そこには
「かもがいます。たまごを産んで育てているのでどうか助けてください」
と、張り紙をつけてくれていました。
子どもさんは興味深々でかもを柵の外から観察しています🦆。
その張り紙を読んで、近くに生えている長い草(子どもからみたらその草は米がなっている草と思い込みお米をあげたいと思い、親ガモにあげようと猫じゃらしのように振るのです🌾。
その光景を見て私も悩みました。どう言葉をかけようかと....🤔。
👨👧子どもさんの立場から見ると、
大真面目に考えています。
・かもにえさをあげたい。
・張り紙には「助けてあげてください」と書いてある
→👩大人からみると、ふざけてその辺の生えている長い雑草を親ガモの目の前で振り回している😅。
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よく観察してみると
🦆親ガモは、心拍数が上がってきていますが、子どもを守る為に動きません
👩「かもさん、よーく見てごらん。なんかさっきは、穏やかに息をしていたけれど、今は息が体を見ていてわかるくらい動いているね。かもさんはどうおもっているのかしら?
私たちでも、息が体から見てわかるくらい動いている時ってどんな時かしら」
👨👧「ドキドキしてる!」
👩「そうね。さっきは、とっても穏やかで安心していたんだよね。でも、今はきっと親ガモさん『この子になにかあったらどうしよう』って、ドキドキしているのかもしれないね。」
すると、
自然と、かもを観察しています。
👧「あ!穏やかになってきた!!」
👩「そうね。きっと安心しているのね。みんなもちゃんとかもさんのことを見てくれてありがとう。みんなで安心が一番いいよね😊。」
そして、違う遊びをしに行きました😄。
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そのあとにも、話があって、
再び🦆観察する機会があって
その時は、小学校高学年さんが、かもと自撮り写真📸を撮ろうと柵の中に入って、かもに近づくと
🦆かもがびっくりする時がありました
👨👧「あ!!かもさんが、びっくりしている!!」
すると、小学校の高学年さんは、柵から出ました。
👨👧「かもさん、安心してよかった」というと、
私が小学校高学年さんに話かけると、その場でみんなで、かもに対してお互いが知っていることの話が広がり😄、
その場を経験した人たちは、
かもの近くを通るときは、言葉がなくても、すごく穏やかな雰囲気になるよう心を配り
「お互い一緒にいて、心地いい🍀」
を、目指しているような感じになるのでした。
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すごく、語りかけて伝えていくのは時間はかかるのですが、叱るよりも&大人が価値観をコンコンと押し付けるよりも、後々が効果が高くて、
小学校高学年さんが、柵の中に入って写真を撮っていた時は、観察したいと思う子どもさんが、困ったら対処できるように見守っていました。
私が出なくても、子どもさんは、自分が大切にしたいことを行動に移し、みんなで共有でき、そして、以後は言葉がなくても通じ合う感覚を心地よく感じるという事をしてくれました👏。
きちんと、自分で選び取ってくれたのです✨。その場のみんなに、私は、感謝でした🍀。
そして、私にとって、心が温かさで包まれる、嬉しい一日となりました🍀。
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とは、言っても、いつもこうはいきませんよ~😅。私も、大失敗の連続です😅。
叱ったり・笑ったり 「三歩進んで二歩さがる😅」
こういう日に出会える為に、子どもさんたちにかける言葉、いろいろ試して楽しんでみませんか😍?
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