柔道金メダリスト 野村選手のインタビュー

私は、アスリートの談話を聞くことが好きです💕。

発する言葉には、自分を高める為の工夫がたくさん詰まっておられるからです💡。

自分の心が弱い私にとっては、励まされる言葉ばかりです😅。

中でも、柔道、オリンピック3大会優勝された、野村選手の言葉はとても印象に残っています。
◆◆◆
学生の頃、練習をしていた野村さんに

指導者でもあるお父様が、

「何の為に、柔道をしているのか?

この大会に勝つために練習をしているのか?

柔道が強くなるために練習をしているのか?

このような練習をしていたら、(今のレベルの人にはたくさん勝てるが、)オリンピックでは勝てない。」


と、言われた事に感謝している。

今だけよかったらという練習をしていた事に気付かされた。

その頃から、練習を勝ち負けという視点だけではなく、自分の技術を伸ばす為にはという視点で、日々鍛錬されたそうです。

◆◆◆
確かに
「勝った・負けた」
は、とってもわかりやすいし、子どもさんにとっては、モチベーションが上がりやすいですよね。

保護者様も褒めやすい

でも、野村選手のお父様は、
目の前の勝ち負けにこだわって、大切な事を見失うなよ。

自分の技術を高めて、どんな、選手が来ようが、対応できる、そんな鍛錬を積む事が大切なんじゃないか?

と、息子さんに伝えられた事が、

野村さんを、オリンピック3連覇の偉業に導かれたのかしら

と、談話を聞いた時に、頭が下がりました。

◆◆◆
雲の上の話のように聞こえますが

「ピアノでも、同じだなぁ」と、保護者様とお話をしていて、

この話を思い出しながら、自分を奮い立たせてもらっています。

ピアノは、

いろいろな音を感じる視点をパズルノように、組み合わせながら、音を表現しているので、

★「この曲を弾けるようになる練習」
柔道でいうと、大会に勝つためだけの練習

★「いろいろな練習方法をしながら、自分で楽譜を読めるようになって、楽譜の書いている事を、楽しみながら、感じながら弾けるようになる力。自分で自分を高める力。」
柔道でいうと、自分の技術を高めて、どんな選手とも渡り合える練習


先日、全日本柔道連盟がの全国大会をなくすという事を打ち出したのは、

子どもさんの心のモチベーションを勝ち負けではなく、どこに持ってくるかを、親御さんに、問い直されているのかも、しれませんね。

私も、立ち止まって考えさせていただける機会をいただけたような気持ちになりました🍀。

保護者様は、子どもさんに、

◆曲が弾けるようになった👏。
でも、先生がいないと譜読みができない。
いつまでたっても応用がきかない。今だけ良いピアノの練習をさせたいですか?

◆大きくなって、自分で楽譜が読めて自分で自分を高められるような技術を身に着けてもらいたいですか?

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