かえるのがっしょう2

かえるのがっしょう1を、読んでいたいただいた後にお読みいただけたら幸いです。

🔷🔷🔷

幼稚園の指導要領のねらいは、

年少さんぐらいから、子どもたちは、基本的生活習慣の確立

これは、何を、意味するかというと、

今までは、保護者様や大人の力を借りながら、過ごす事で、なんとか、生活できる

という事から、ほんの少しずつ・少しずつですが、

【自分の身の回りの事を、自分でやってみようとする】
【自分の頑張ってみたいことを自分でやってみようとする】

自立をしてみようというスタートラインに立ったんです。
🔷🔷🔷

「この年代は、教えたらその通りに子どもは動くし、そのまましてくれるし、愛らしいし、褒めたら、いろいろと吸収するし、そんな、いろいろと考えなくても、ただ、覚えさせたらええねん」

と、きっと、大半の大人の方は思っておられるかもしれません。

しかし、上記【】の事を、知りながら子どもさんに関わるのと、そうでなく覚えてさせるのとでは、小学校中学年くらいになってくると、差が見え始めます。

今回の、「かえるのがっしょう」で保護者様が、子どもさんと、繋がりながら、音楽を楽しんでくださって、

保護者様の工夫に頭が下がりました。
かえるのがっしょうを弾くためには、日頃活用しない知識や情報・体の動き等、駆使しないと弾けません。
⭕つまり、今まで経験してきている事を組み合わせながら、協応させながら、総合力を自分の力を信じてやってみようとしてくれているんです。
🔷🔷🔷
保護者様は「やりなさい」というのではなく、子どもさんの疲れていない時に、

音楽に触れてもらう環境を、短い時間、取ってくださったり、

ドレミ唱に触れてくださったり、

保護者様が子どもさんに弾かせるのではなく、

保護者様がお一人でも、歌を歌ったり、弾いてくださったり。

その姿を見て、子どもさんにとって、

音楽は敷居の高いものではなく、

「ママがほっこりすることなんだ。僕もできることから参加してみたい😄」

と、
大人にとっては、音が違うよなぁと感じるところを我慢され、

ママが弾いたリズムを、子どもさんは、リズムを聞いて、ちゃんと合わせてくれてるんやなぁ。

今は、音が汚くても、リズムで心が通じているから、また、音は後々でも大丈夫よね😄。
⭕子どもさんの、今、できることにWELCOMEをしっかりしてくださっている。


⭕技を盗んで学ぶ(教えてもらうより、技を盗むことはとても大切だと私は考えています)なぜなら、自分に目標があって、その目標ができるようになるには、ママのここの部分をマネッコしてみようと、自分で、考えてているからです。自立でも、自ら学んでいますよね。教えてもらうより、よほど高度な事をしているからです。⭕

そこから、かえるのがっしょうを

子どもさん自らが学びたい・一曲弾けるようになりたい

という、何度も、繰り返すという忍耐力。

自己肯定感ができないと、続きませんよね。

失敗しても大丈夫。

かえるのがっしょうがなんとなくわかってくると
一人で練習したとの事。

自分を大丈夫と信じる心がないと、一人で練習まで繋がらないですよね。

ここまでくると
ママ、いろいろ教えてくれてありがとう

「僕、自分でやってみるね😄」

ママが隣についていなくても、自分で、自己訂正をしながら、自分を高めていく

という体験をされています。

🔷🔷🔷
教えた方が早いと保護者様は思われているかもしれませんが、

【自分で学ぶ】ということは、挙げたのは氷山の一角で、これだけ、複雑な事をしているのです。

こういう事を丁寧に経験していると、

小4くらいになると、

努力するのは当たり前。動いてみることは当たり前。

これを楽しくやりたいと思っても、楽しくなるまでに、苦しい事が、あること。

自分にとって楽しくなくても、やってみて、自分で動いてみないと何も変わらない。

でも、
動いてみて失敗してみて、自己訂正をしてみて、自分のやってみたい事に近づける。
難しい事を、できないから全拒否するのではなく、感じるだけでもしておこう。

等、

こういう姿勢を少しずつ、ほんの30秒からでもよいので、(根性でするのではなく)生活の中に入れておいてあげることが大切だと思います。

大きくなって、
複雑な思考が楽しくなると思います😄。

「はい、小学校になってこれらの複雑な事を、やってみなさい」

と、小学校中学年になって、急に言われても、

劣等感や出来なかったら恥ずかしいかもと、精神が成熟してからでは、なかなか失敗してもという心の鎧を剥がすのは、よほどの覚悟がないと、よほどのきっかけに出会わないと難しいです。

幼児期は、非認知能力を高めるのに一番適した年代です。

🔷🔷🔷
この時期に、子どもさんにとって、

「じっくり時を過ごす」

ということは、とっても大好きな事です。

子どもさんにとって、『楽しいこと』ってなんだろう。

もう一歩、深い意味で考えさせてもらえる、お家での音楽活動。

保護者様、ありがとうございました🍀。

「おとプレ」リトミック/ピアノ

『おとプレ』とは、乳幼児~リトミックや音楽遊び・知育のご提案をしています。  3歳児さんからピアノ活動が可能です。 子どもたちは、遊びの中から学ぶことが大好きです。体や手を動かせば心が動き、心が動けば「学びの扉」が開きます。  音楽を通じて、歌を通じて、親子でのふれあい遊びを通じて、音楽の楽しさを五感で感じ、表現することの楽しさを体感しませんか?

0コメント

  • 1000 / 1000